オプトインページはメルマガリストを獲得するために必ず必要になりますが、オプトインページ作成=LP(ランディングページ)作成と思っていませんか?
間違ってはいませんがオプトインページはLPが全てではなく、他にもあるという事をご存じでしょうか?
私の知る限りではオプトインページは3種類あります。
これら3種類は特に珍しいものではなく普通によく見かけるものですが、問題はこれを意識して使い分けしているかどうかです。
この記事でわかる事
✔ リストを獲得するオプトインページ3種類
✔ その種でオプトインさせるメリット
✔ その種で有効な利用方法の具体例
この記事ではオプトインページの作り方とかではなく、リスト獲得のためのオプトインページ3種類とそれぞれのメリット、そしてどういう場面でそれを使うべきかを具体的に解説します。
これら3種類のオプトインページの使い分け方法を知る事で、多くの良質なリストを獲得できます。
オプトインページの種類と役割

✅ オプトインページの種類
オプトインページとは見込み客のメルマガリストを獲得するためのページの事で、特定電子メール法でメールアドレスを手に入れるには相手の同意(オプトイン)を得る必要があるためこの名称が一般的に使われます。
オプトインページの役割
- 同意(オプトイン)を得る目的
- リストの質を高める目的
オプトインページの役割は特定電子メール法という法律を守るためと、獲得するメールアドレスの質を高める目的があります。
同意(オプトイン)を得る目的
オプトインページではメールアドレス取得の際の同意(オプトイン)を得る役割を果たしております。
特定電子メール法は2002年に施行され迷惑メールの送信を規制する法律で簡単に言えば「受信者の同意がなければ、基本的にメールの送信はNG」というものです。
リストの質を高める目的
メルマガ登録用フォームに辿り着く前の段階で、興味のない人など登録しても顧客になり得ない人を省く効果があります。
特にLPを経由したものは良質なリストになります。
オプトインページの種類
- メルマガ登録用LPでオプトイン
- ブログ記事ページでオプトイン
- メルマガ登録用フォームでオプトイン
オプトインページの種類はメルマガ登録用のLPを別途作成してオプトインさせるタイプと、そのLPとほぼ同じ内容のものをあえてLPではなく普通の記事ページで作成しオプトインさせるタイプと、あえてメルマガ登録用フォームのみを表示してオプトインさせるタイプがあります。
これらはオプトインページに辿り着く前の段階での集客方法で使い分けする事で効果が全く違ってきます。
実際に多くの人はこの使い分けが出来ていないというより、全部LPに遷移させているケースが多いです。
もしかしたらこの方法を知らないのかも知れません。
オプトインページ3種類の違いと使い分け

✅ ブログ記事ページでオプトイン
✅ メルマガ登録用フォームでオプトイン
オプトインページはこれらの3種類ありますが、それぞれのメリットとどういう場面の利用が有効かを解説します。
メルマガ登録用LPでオプトイン
- メルマガ登録用LPでオプトインとは
- メルマガ登録用LPでオプトインさせるメリット
- どういう場面での利用が有効か?
メルマガ登録用LPでオプトインとは
メルマガ登録用LPでオプトインとは、メルマガの登録をしてもらうためのLP(ランディングページ)を作成してオプトインしてもらう方法です。
これは一般的に多くの人が利用している方法で集客したユーザーをLPに遷移させて、その商品やサービスに興味関心のある良質なリストを取得する目的があります。
メルマガ登録用LPでオプトインさせるメリット
この方法ではあなたの扱っている商品やサービスに興味関心のある可能性が高いと思われる、良質なリストを取得する事ができます。
なぜならLPでは、このメルマガに登録する事で何が得られるかを明確に書いてありますので、もし何かのミスマッチでそのLPに来た人はメルマガ登録はしないと考えられます。むしろ無意味なので登録してもらいたくはないでしょう。
よってLPは登録しても無意味な人を排除するフィルターとしての役割を果たす事でリストの良質度を向上させる効果があります。
どういう場面での利用が有効か?
- YouTubeの発信でリスト獲得するケース
- Xの発信でリスト獲得するケース
- 無料ブログでリスト獲得するケース
- 広告でリスト獲得するケース
メルマガ登録用LPに遷移させるものは、浅く広くの発信の場合です。
理解度が浅い段階だとそのメルマガに登録する事で得られるメリットがよくわかっていない状態ですので、仮に登録してくれたとしても良質とは言えません。
そのためLPを見てもらう事で、フィルターとしての役割を果たす事でリストの良質度を向上させる効果があります。
YouTubeの発信でリスト獲得するケース
無料で出来るリスト集めで最もリスト数が集まるのがYouTubeです。
YouTubeの発信の早い段階で「メルマガやっています!詳しくは概要欄で!」と言ってるシーンを見た事ありませんか?
視聴者目線で見てこの段階でどういう事が得られるメルマガかわかりますか?わからないですよね!
この場合に概要欄にLPのリンクを貼って遷移させる事で内容を理解してもらう事ができます。
又、YouTubeの場合はLINEも使い分ける事でより効果を発揮できます。
Xの発信でリスト獲得するケース
近年の人は「字を読まない人」が増えていますが「X」はよく読まれています。
Xには有能な人から無能な人まで幅広く存在しますのでリストの質を担保するため、LPに遷移させる事でフィルターとしての役割を果たせます。
これによりあとXでやるべき事はインプレッション、エンゲージメントを増やすための日々のポストのみです。
無料ブログでリスト獲得するケース
アメブロやライブドアブログはSNS的なメディアでそのプラットフォーム内には、人が集まっているので検索流入以外の人も集客できるのが魅力です。
リスト獲得目当てでの無料ブログの利用の場合、どうしても発信内容が軽めになりますのでLPに遷移させる必要があります。
それによりフィルターとしての役割を果たす事でリストの良質度を向上させる効果があります。
広告でリスト獲得するケース
広告を使うのでお金はかかりますが、最も効果的な方法です。
どの広告を使っても、その広告でアピールできるスペースには限りがありますので、基本的に広告ではキャッチフレーズを表示してクリックした際の遷移先のLPで詳細の説明をします。
よって広告でリスト獲得する場合はLPに遷移させるのが必須となります。
Google広告などで、部分一致やAIまかせの自動配信などにした場合、確実にミスマッチがおきます。
例えばアルファードを売りたくて広告出しているのに「アルファード あおり運転多い」などのキーワードで検索して来た人に表示されるなどです。
最も広告運用方法を改善するのが先ですが、LPは関係ない属性を排除するフィルターとしての役割を果たす事でリストの良質度を向上させる効果があります。
ブログ記事ページでオプトイン
- ブログ記事ページでオプトインとは
- ブログ記事ページでオプトインさせるメリット
- どういう場面での利用が有効か?
ブログ記事ページでオプトインとは
ブログ記事ページでオプトインとは、メルマガの登録をしてもらうためのページをLPではなく通常の記事ページでを作成してオプトインしてもらう方法です。
構成はLPの内容とほぼ同じで、その商品やサービスに興味関心のある良質なリストを取得する目的があります。
ブログ記事ページでオプトインさせるメリット
このページの構成内容はLPとほぼ同じだからLPでいいんじゃないか?と思うかもしれません。
LPとの大きな違いはセールス感が無いという点です。
LPは1カラムで良くも悪くもセールス感バリバリで、内容よりもそのレイアウトを見るだけで離脱する人もいます。
そういうセールス感をあえて軽減した訴求の場合に有効です。
もちろんこの方法でもあなたの扱っている商品やサービスに興味関心のある可能性が高いと思われる、良質なリストを取得する事ができます。
どういう場面での利用が有効か?
- YouTubeの発信でリスト獲得するケース
- Xの発信でリスト獲得するケース
- 無料ブログでリスト獲得するケース
- WebサイトにCTAでリスト獲得するケース
基本的な考え方はLPと同じでそれを見てもらう事で、フィルターとしての役割を果たす事でリストの良質度を向上させる効果があります。
大きな違いはセールス感をあまり出さない点です。
YouTube、X、無料ブログのケース
LPと同じ様な内容でもセールス感をあまり感じさせないページですので、違和感なく読んでもらて興味のある人は自然にメルマガ登録してくれます。
ただ、記事ページですのでそのブログの存在を知ってもらう事が出来るというメリットがありますが、逆にサイドバーや他の記事に興味が移ってしまい本来の狙いであるメルマガ登録者を逃す要因にもなります。
それでもブログの構成によってはLPよりも効果が高い場合もありますので、実際にABテストをして判断すればいいでしょう。
WebサイトのCTAでリスト獲得するケース
ブログの記事下に固定で設置しているCTAボタンからの遷移でリスト獲得はかなり効果があります。
なぜなら、どの記事に到達しても必ず記事下に表示されているからです。
ポイントは「記事下」すなわち記事を最後まで見た人という事ですので、既に興味関心が高い可能性があります。
LPとの大きな違いはセールス感をあまり感じさせない点です。
例えば2カラムのブログで記事下CTAボタンを押した瞬間、1カラムになる事に違和感を感じませんか?
一度はこの様な経験をした事があると思いますが、2カラムのブログなのにボタンを押した瞬間1カラムになりデザインも変わり「今からセールス始めますよ!」感を強く感じます。
記事下CTAボタンを押した際の遷移先は「ブログ記事ページのオプトインページ」にするのが最も効果的です。
メルマガ登録用フォームでオプトイン
- メルマガ登録用フォームでオプトインとは
- メルマガ登録用フォームでオプトインさせるメリット
- どういう場面での利用が有効か?
メルマガ登録用フォームでオプトインとは
メルマガ登録用フォームでオプトインとは、メルマガの登録をしてもらうためのフォームの事でLPなどあえて見せずに、いきなりメルマガ登録用フォームを表示してオプトインしてもらう方法です。
目的は、おおよその内容を把握してメルマガ登録したいと思っている人には、余計な説明は不要との判断です。
メルマガ登録用フォームでオプトインさせるメリット
既にどういう内容のメルマガで、それによって何が得られるかが明確に伝わっている人にはLPを見せる必要がない!
逆に見せる事で「そんなこと知ってるよ!」と思われるだけになるので、サクッとメルマガ登録用フォームを表示する事でスムーズに登録してもらえる。
どういう場面での利用が有効か?
- YouTubeの発信でリスト獲得するケース
- WebサイトのCTAでリスト獲得するケース
- 公式LINE登録者からリスト獲得するケース
既にどういう内容のメルマガで、それによって何が得られるかが明確に伝わっている場合に有効です。
YouTubeの発信でリスト獲得するケース
無料で出来るリスト集めで最もリスト数が集まるのがYouTubeです。
この場合、YouTube発信の後半でメルマガ登録の告知をする場合に限ります。
最後まで視聴してくれた方はその発信内容をおおよそ理解していますので、どういう内容のメルマガかは理解していると考えて問題ありません。
こういう人達には、あらためて説明する必要がなくメルマガ登録用フォームを表示するだけの方が向いています。
又、YouTubeの場合はLINEも使い分ける事でより効果を発揮できます。
WebサイトのCTAでリスト獲得するケース
この場合、そのWebサイトが特化型である場合に限ります。
ブログの記事下に固定で設置しているCTAボタンからの遷移でリスト獲得はかなり効果があります。
なぜなら、どの記事に到達しても必ず記事下に表示されているからです。
ポイントは「記事下」すなわち記事を最後まで見た人という事ですので、既に興味関心が高い可能性があります。
よって特化型の場合は、読者も既にどういう内容のメルマガで、それによって何が得られるかが明確に伝わっている人です。
こういう人達には、あらためて説明する必要がなくメルマガ登録用フォームを表示するだけの方が向いています。
まとめ
☒ オプトインページ3種類
・メルマガ登録用LPでオプトイン
メルマガの登録をしてもらうためのLP(ランディングページ)を作成してオプトインしてもらう方法
・ブログ記事ページでオプトイン
構成はLPの内容とほぼ同じだが、普通に記事ページで作成してオプトインしてもらう方法
・メルマガ登録用フォームでオプトイン
いきなりメルマガ登録用フォームを表示してオプトインしてもらう方法
☒ 3種類の違いと使い分け
・メルマガ登録用LPでオプトイン
浅く広くの発信の場合などはLPを見てもらう事で、フィルターとしての役割を果たす事でリストの良質度を向上させる効果がある。
・ブログ記事ページでオプトイン
基本的な考え方はLPと同じですが、セールス感をあえて軽減した訴求の場合に効果がある。
・メルマガ登録用フォームでオプトイン
既に興味を持っている人など、おおよその内容を把握している人には、余計な説明は不要で速やかに登録フォームを提示する事で効果がある。